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ビットコインとは?何ができる仮想通貨?

仮想通貨(暗号資産)といえばビットコイン。
ビットコインとは、銀行など仲介者を必要としない分散型のデジタル通貨です。
今回は、ビットコインについて、「ビットコインは何ができる仮想通貨(暗号通貨)なのか?」や「将来の可能性」などを簡単に解説します。
ビットコインとは?
ビットコイン
は、2008年10月に論文で発表されたことを機に、2009年より仮想通貨として利用開始されました。
通貨のやり取りに中央機関を必要とせず、個人間でやり取りできるデジタル通貨として大きな注目を浴び、2010年2月より取引所が開設されて取引が始まりました。仮想通貨の中では、認知度の高い通貨と考えられます。
通貨単位はBTC
ビットコインの通貨単位は、円やドルのような通貨単位があります。ビットコインは、BTCが単位名です。1円や1ドルのように、1BTCと数えられます。
仮想通貨として何ができる
ビットコインは、仮想通貨として次のことができます。
- 送金
- 店舗決済
- ネット決済
- 公共料金などの支払い
- 寄付
- 投資
- NFT(非代替性トークン)購入
- 国により代替通貨や法定通貨として利用
ビットコインは、投資や資産運用だけではなく、法定通貨として使う国への送金やECサイトでの支払いなどに利用されています。
参考:中央銀行デジタル通貨とは?ブロックチェーンが国家の金融を変える
ビットコインの特徴
ビットコインは、分散型台帳を作る技術のブロックチェーンの利用により価値の移転や保存が可能 です。
分散型台帳とは、参加者がネットワーク上で管理および共有できるデジタル台帳技術
ブロックチェーンは、多数の参加者が同じデータを分散保持できる仕組みです。
ブロックチェーン技術により不正を働く行為があっても、正常な取引ができます。ビットコインは、これらの仕組みを利用しています。
ビットコインによる可能性
ビットコインは、生活でやり取りする通貨として世界中に浸透されることを目指しています。
仮想通貨という特徴から紙幣を増刷したり硬貨を手にすることがありません。インターネット上で表示されるポイントのようにパソコンやスマートフォンの画面からいつでも確認できるデジタル通貨です。
ビットコインは、投資以外にも物理的な保管や両替、持ち運びなどの負担が不要といった利便性はもちろん、それ以外にも様々なサービスへの活用に対して、これからもますます増えていくことでしょう。
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