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投資視点で見るNFTアート!デジタルアートに唯一無二の資産価値

最終更新日 2023/02/08

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NFTの技術的な側面の説明からのアート保護の話は以前させていただきました(参考リンク:NFTの不正が不可能な仕組み」 )が、NFTのもう一つの側面として「投資的価値がある」というのも、アーティスト業界にとっては大切な側面といえるでしょう。今回はNFTアート を投資的な面で見たお話をしていきます!

NFTアートはデータの唯一無二性で資産価値を証明

ブロックチェーン の技術を用いることで、真証性(*)の証明が可能になります。デジタルアートでは今までコピーが簡単でしたが、受け渡しの証明ができることにより、「唯一無二」の資産価値を持たせることが可能になりました。このNFT を活用したアートは、いま業界を大いに賑わしています。

* 正当な権限において作成された記録に対し、虚偽入力、書き換え、消去、 及び混同が防止されており、かつ、第三者から見て作成の責任の所在が明確であること

高額で取引されるNFTアート


NFTでの売買をする専用のプラットフォームには、「Opensea 」などがあり、史上初めてNFTアートとして販売された作品は日本円にして約75億円という価格にて購入されました。

ツイートに3億円の値

また、これも有名な話ではありますが、twitterの元CEOであるジャック・ドーシーの初ツイートのつぶやきも日本円にして約3億円という金額で落札されました。

これら巨額の富を生み出す可能性があるNFTは、将来的に価値があるアートが生まれるかもしれないという土壌を育成し、アートに対する大きな投資が行われるようになっています。

音楽や映像……NFTアートは幅広い活用へ

「アーティストとして生活していけるのは一部の人だけ……」などと思われていた業界において、誰もが夢を見ることができるNFTアートの登場は、今後ますます人気が出てくることでしょう。ちなみに、NFTの利点はデジタルなものであれば何でも「アート」になる点であり、画像絵画だけに限らず、音楽や映像もNFTアートにすることができます。

実際の家の3Dプリントデータ、仮想世界の土地などもすでに高額での売買がされており、さまざまな部分でNFTは熱視線を集めているといえます。

NFTアートは“文化”になれるか

NFTアート が注目されたのはここ最近ですが、一過性のバブルは過ぎたともいわれています。

それはNFTのコモディティ化が進んだことを意味すると同時に、文化として定着する可能性が大きいことでもあるでしょう。アート文化の新しい礎となり、新しい投資の形としてまた世間を賑わせてくれるニュースが流れるでしょうし、そのきっかけになるのは、みなさんかもしれません!

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記事を書いた人 VWCL編集部
『VWCL』は、投資・お金、それらに付随するブロックチェーン等のファイナンシャルテクノロジーに関する情報を提供するメディアです。編集部では、読者のみなさまに広く正しい金融知識を届けるべく、金融・投資初心者の目線に立ったユーザーファーストのメディア運営を目指してまいります。
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